T&M Research Products
- Union Co Ltd

- 1月23日
- 読了時間: 4分
T&M Research Productsが提供する製品の最大の特徴は、その圧倒的なレスポンスの速さと精度にあります。 同社の抵抗器は、**DC(直流)から2GHz(ギガヘルツ)という広帯域に対応。さらに、立ち上がり時間はピコ秒(1兆分の1秒)**単位で計測可能です。
この性能があるからこそ、一瞬の火花のようなパルスパワーや、急激な電流変化を伴う次世代デバイスの開発が可能になります。
地上から宇宙、そして深海まで
T&M Researchの技術は、あらゆる過酷な環境で採用されています。
宇宙産業: NASAの厳しい打ち上げ基準をクリアし、スペースシャトルや現在の人工衛星にも同社の電流プローブが搭載されています。
国防・エネルギー: 原子力潜水艦や軍事研究施設において、信頼性の高い電流センシングデバイスとして長年重宝されています。
産業インフラ: 電気自動車の制御からロボットアーム、さらには500キロアンペアを超える短絡試験用CVRまで、幅広いラインナップで産業界を支えています。
「標準品がなければ、作ればいい」というエンジニアリング精神
同社の強みは、既製品の販売だけではありません。「エンジニアリング・エクセレンス(技術の卓越性)」を掲げ、顧客とのパートナーシップを重視しています。
もし既存のラインナップに適合するものがない場合でも、顧客の特定の要求に合わせてカスタムユニットを設計・製造する体制が整っています。1ジュールから2メガジュールまで、あらゆるエネルギー規模のニーズに応える柔軟性こそが、世界中のエンジニアから信頼される理由です。
信頼の証:確かな品質保証
1960年代の創業以来、T&M Researchは「低インダクタンス」「広帯域」「高速応答」の代名詞であり続けてきました。すべての製品に製造上の欠陥に対する保証を付帯させている点からも、自社製品への強い自信と責任感が伺えます。
主要プロダクト
T&M Researchの製品は、単なる抵抗器の枠を超えた「精密計測機器」です。特に注目すべき2つの製品群について詳しく解説します。
1.電流計測用抵抗器(CVR:Current Viewing Resistors)
CVRは、オームの法則($V = I \times R$)を利用して、流れる電流を電圧として出力するデバイスです。
同軸構造による低インダクタンス:通常の抵抗器では、高い周波数において「インダクタンス(L)」の影響で波形が歪んでしまいます。T&MのCVRは独自の同軸(Coaxial)設計を採用しており、インダクタンスを極限まで抑えることで、ナノ秒単位の高速パルス電流も正確に再現します。
幅広い抵抗値ラインナップ:$0.5\ \Omega$から、極低抵抗の$10\ \mu\Omega$まで対応。微小電流から、回路遮断器の試験で用いられるような数万アンペアの大電流まで、用途に合わせた最適な選択が可能です。
2.ロゴスキーコイル(Rogowski Coils)
「回路を切断せずに電流を測りたい」「非常に大きな変化率($di/dt$)を捉えたい」というニーズに応えるのがロゴスキーコイルです。
非接触・非破壊計測:測定対象の導体に巻き付けるだけで計測が可能なため、既存の設備への取り付けが容易です。
飽和しない特性:鉄芯(コア)を使用しない空芯構造のため、磁気飽和が起こりません。そのため、数百万アンペアという超巨大電流の測定においても、線形性を保ったまま正確な計測が可能です。
高速な変化への追従:パルスパワー研究やプラズマ物理学、雷サージのシミュレーションなど、極めて急峻な電流変化を捉える場面でその真価を発揮します。
なぜT&MのCVRが選ばれるのか?
一般的なシャント抵抗器では、高速なスイッチング(SiCやGaNデバイスなど)に伴う「リンギング」や「波形のなまり」が発生しがちです。T&MのCVRは、その優れた周波数特性(最大2GHz)により、デバイス本来の挙動を「ありのまま」に映し出します。これは、次世代パワー半導体の開発において、設計の妥当性を検証するための唯一無二のツールとなります。
技術が進化し、より高速で大容量の電力を制御する必要性が高まる現代において、T&M Research Productsが提供する「正確な目(計測器)」の重要性は増すばかりです。
計測の難題に直面しているエンジニアにとって、彼らは単なるサプライヤーではなく、共に課題を解決する最高のパートナーといえるでしょう。
詳細については、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。 T&M Research Products 公式サイト








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