ERAVANT
- Union Co Ltd

- 2024年4月7日
- 読了時間: 4分
更新日:1月23日

Eravantは、2011年に**SAGE Millimeter, Inc.**としてカリフォルニア州トーランスで設立されました。2020年に現在の「Eravant」へとリブランドされましたが、その技術的ルーツはミリ波業界のベテランたちによって築かれた確かなものです。
同社のミッションは非常に明確です。
「予算、知識、経験の壁を取り除き、より多くのエンジニアがミリ波やサブテラヘルツ技術を扱えるようにすること」
高価で扱いが難しいとされてきたこの分野を、高品質な製品と優れたカスタマーサポートによって「身近なもの」へと変え続けています。
Eravantの強みと特徴
1. 5,000種類を超える圧倒的な製品ラインナップ
Eravantの最大の武器は、DCから330GHzまでをカバーする広大な製品ポートフォリオです。
パッシブコンポーネント: アンテナ、導波管、フィルタ、カプラなど。
アクティブデバイス: アンプ、ミキサー、オシレーター、周波数マルチプライヤなど。
テスト機器: VNA(ベクトルネットワークアナライザ)用周波数拡張モジュールや校正キット。
これら5,000以上のモデルの多くが「COTS(商用オフザシェルフ)」、つまり標準製品としてラインナップされており、研究開発から量産まで迅速に対応できる体制が整っています。
2. 独自のイノベーション(特許技術)
Eravantは単なる部品メーカーではありません。エンジニアの作業効率を劇的に改善する独自の製品も開発しています。
Proxi-Flange™: 接触させずに接続できる非接触フランジ。導波管の測定や校正をよりスムーズにします。
Wave-Glide™: VNAのテストシステムにおいて、デバイスとの接続を容易にする特許出願中のレールシステム。
Uni-Guide™: 導波管コネクタの利便性を高める独自のインターフェース。
3. 高度な製造・テスト環境
カリフォルニアにある約5,500平方メートルの施設には、ISOクラス8のクリーンルームや、325GHzまで対応可能な最新のRF測定機器、さらには宇宙・防衛用途に向けた環境試験(TVAC等)設備が完備されています。AS9100D認証も取得しており、品質管理は世界トップレベルです。
どのような分野で使われている?
Eravantの製品は、以下のような高度なアプリケーションの基盤となっています。
次世代通信: 5G FR2(ミリ波帯)や将来の6G研究。
レーダー技術: 自動運転用の車載レーダーや気象観測。
宇宙・防衛: 衛星通信や電波天文学、防衛用センサー。
学術研究: 大学や研究機関での電磁波解析。
ミリ波の未来を共に築くパートナー
かつては一部の専門家だけが扱っていたミリ波技術ですが、Eravantはそのハードルを下げ、世界中のエンジニアが新しいアイデアを実現できる環境を提供しています。
「高周波の設計で困ったら、まずはEravantのカタログを見る」と言われるほど、彼らの存在感は高まっています。最先端の無線技術やセンサー開発に取り組むなら、間違いなくチェックしておくべきメーカーです。
Eravant:ミリ波・サブテラヘルツ測定ソリューション
Eravantの製品は、研究開発の現場で「かゆいところに手が届く」革新的なツールが揃っています。
Proxi-Flange™(プロキシ・フランジ)
「ネジ締め」というミリ波測定の常識を変えた特許製品です。
技術: 非接触(Contactless)で導波管を接続する独自の物理構造。
メリット: 通常、ミリ波の接続には精密なネジ締めが必要ですが、これを近づけるだけで安定した信号伝送を可能にします。コネクタの摩耗を防ぎ、測定の再現性を劇的に向上させます。
Wave-Glide™(ウェーブ・グライド)レールシステム
VNA(ベクトルネットワークアナライザ)の測定作業を劇的に効率化します。
機能: 周波数拡張モジュールをスムーズにスライド・固定できる専用レール。
メリット: 重い測定器を手動で合わせる手間を省き、ミリメートル単位の正確な位置合わせを迅速に行えます。自動化ラインへの導入にも適しています。
VNA周波数拡張モジュール(STOシリーズ)
既存の測定器の限界を押し広げるコンバーターです。
対応範囲: 最高 330GHz までの超高周波帯をカバー。
特徴: Keysight, Anritsu, Rohde & Schwarzなどの主要メーカーのVNAと互換性があり、手持ちの設備を最新のミリ波・6G研究に活用できるようにします。
その他多数のミリ波技術の高性能なコンポーネントを製造しております。
詳細や製品カタログについては、Eravantの公式サイト(eravant.com)をご覧ください。












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